記録:2022年5月

 誕生日だぜってことで今年も終わりに近づいてきているので溜め込んでいる更新分をサクッとアップしていきたい所存。

4月分は『新・熱海殺人事件千穐楽のみだったため、3月にまとめて省略。

ACTORS⭐︎LEAGUE in Games 2022

@幕張メッセイベントホール

0502配信

楽しそうで何より。

本田礼生さんって何してもかっこいい!

浪花節シェイクスピア『富美男と夕莉子』

@紀伊國屋ホール

0508

物語は『ロミオとジュリエット』を舞台を大阪に移し、亡くなった富美男と夕莉子が交わした交換日記を死に別れた仲間たちが読み返して事の顛末を遡っていく形式。

原作は悲劇だが、湿っぽくなり過ぎないのが浪花節桜井日奈子の暑苦しい芝居が作品にマッチしていた。

観る前から想像出来ていたけれど、見れば見るほど浜中文一があまりにも違和感なく「劇団Patchです」って顔で舞台上にいた。

いのうえ歌舞伎『神州無頼街』

0514夜ライビュ

「髙嶋政宏と松雪泰子の命を賭けた宿命のライバルBLだ…………」って思ってたら宮野真守福士蒼汰のほのぼの子育てBL始まって凄かった。全然嘘ついてないから。

《多和田任益 カレンダー 2022-2023
発売記念チェキ会》

@福家書店

0515

意外と人生初チェキ撮影。楽しかったです。

飛龍伝2022

@紀伊國屋ホール

0521夜

山崎は切なく、桂木は情けなくて惨めで、神林委員長は美しい。

「飛龍伝」って良いなと思った。

『飛龍伝2020』と比較すると、異性愛至上主義的な美智子と一平にフューチャーされた物語に仕上がっていた印象。2020年版がおかしかったと言われればそうなのかもしれないが、『初級革命講座 飛龍伝』の派生作品としては2020年版が正しいとも思うけれど錦織一清が演出する「飛龍伝」としてはなるべくしてなっていた。

ただ、北区は戯曲をかなりまっとうに演る団体なのだなと初見なりに感じて、これまでの錦織演出のつか作品はかなりアクロバティック解釈だったから意外な仕上がりでもあった。

「新熱海」の時にも感じたけれど、一色くんの芝居も読解力に優れているから「正しい」なぁという印象だったので一色くんと北区との相性が良かったせいかもしれない。

全共闘と機動隊が下手と上手に別れてダンスバトルが始まってそれぞれが赤と青に照らされるライティングだった瞬間だけメチャクチャ錦織一清……っていうかジャニーズ文法だ!!!!と興奮した。自我が出るところそこなのか。

マイ・ブロークン・マリコ

これは映画になりますわね。

Vシネクスト「機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー

「ゾックス・ゴールドツイカー(増子敦貴)がなぜか突然歌ったり踊ってたりしてたのって、単に機嫌が良くてただ歌いたいから歌って踊りたいから踊ってるだけなんだ!」って急に腑に落ちた。天啓だった。本編ほぼ全部観たのに、本編終わってから降りてきた。

キャプテン・マーベラスとツーカイザーはどちらも享楽で闘っている感じが良いし、その後認め合って共闘しているのも良くて、この様を見たおかげもあるのかもしれない。

舞台『青の炎』を観に行ったら「あやや」が目の前に現れた

あやや」がいた

 こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにあややがいた!!!!オタクの誇張表現とか過言とかじゃなく、本当に「あの」あややが2022年に目の前に現れた。観劇後に待ち合わせた嵐オタクの人と「この公演を一言で表すなら、あややがいた! じゃないですか?」って話をするくらいに、本当に目の前にあややがいた。

 元二宮担として観ておくべきかなと思い、勇んで初日のチケットを取った舞台『青の炎』。映画を観たのも、原作小説を読んだのも、嵐ファンをやっていた中高生の頃で遠い記憶。観劇前夜にAmazonプライムで映画を少しだけ眺めてみて、そういえばこんなシーンあったかもと思う程度の記憶を携えながら、スペゼロに向かった。

 櫛森秀一(北村諒)がロードレーサーを走らせ、独白しながら登校する。役者が周囲で原作小説を朗読するような形で語る。遅刻ギリギリで教室に滑り込んで、秀一はクラスメイトと雑談をして、そして福原紀子(飯窪春菜)が秀一に声を掛ける。

 「あややだ」と思った。一言どころか一音発した瞬間から知ってる音がした。紀子が「きみ」と語りかける度にちょっとこっそり笑っちゃうくらいに、あややの紀子がいた。

 原作小説がある映画を舞台化しているわけではないだろうし(劇場で小説を売っているし)、実際に北村さんはじめ他のキャストはそれぞれが新たに起こした役として演じていたにも拘らず、紀子だけがあの時の紀子のままでそこにいた。これが何よりもインパクトを残し、奇妙なうねりのようなものを生んで作品の面白さの1ピースとなっていたように思う。

 飯窪さんは原作小説ファンのようなので意外な役作りではあるが、当時のあややを推してたはるなんのオタクの人がこの世に存在したら絶対観て欲しいくらいの完成度の高さだった。

90年代後半〜00年代の若さが現代に描かれるちぐはぐさ

 「あややがいた」の衝撃は一度置いて作品としての話をする。正直、映画を視聴済みの身からすると少し物足りない印象ではあった。

 というのも、この作品を現代で上演するにあたって一番の壁が現代の若者は当時よりずっと賢いことにあると思っていて、これは単なる知能とかの問題ではなくて(ましてや秀一は優等生であるし)単純に覗きうる世の中がもっと多くて広いことから来るものだと考えられる。

 戯曲は少々原作から手が加えられていて、秀一と紀子がデートの約束をするのはチャットアプリで(ということはスマホを持っている)、「ゲイと噂が立てられている」と抗議する友人に秀一は「多様性の時代だ」と諭す。そんな今どきの若者がする追い詰められ方ってどんなものなんだろうというのが若者ではない私には想像がしにくいのだが、もっと「賢い」やり方を見つけてしまうんじゃないかなあと考えてしまう(この「賢さ」は実行方法の周到さにも繋がるかもしれないけど、逆に実行しない方向へ働くこともあると思う)。

 秀一やクラスメイトの人物造形も設定に合わせて現代に寄っているように思えて、自然ではあるが金髪の二宮和也が放っていたような若者特有の尖りだとか切迫感、危うさなんかは感じづらく、むしろ爽やかさすらあった。観やすくはあるが、物足りなさの原因にもなっていた。

 かつて“17歳の完全犯罪”と称された危うい犯行と現代的さは、どう考えてもちぐはぐだった。

 しかしこのちぐはぐさに多少は目をつぶっても良いと思えたのも事実で、小説を原作にした舞台作品としては、下手したらくどいとも言えそうな朗読のような演出をはじめとする非常に演劇的な演出とこれによって顕になる貴志祐介の書く地の文の面白さによる作品の魅力が確かにあった。とすると、新作の舞台作品としては真っ当に「良い作品だった」と評価できるのではないか。どうしてかまわりくどくしか褒められないが、率直な感想だ。

 私が映画で一番印象に残っているのは、予告にもあるからかもしれないが、秀一が好きなものを羅列している声だ。まっとうに優等生に見えて、家族を愛し、おおよそウイスキーをこっそりストレートで飲んでいそうもない北村さんが演じる秀一はどんな声色で好きなものの話をするのだろう。

 

 公演期間は11月6日まで。11月3日は配信あり(各回3500円)。田中涼星が全く異なる3役に挑んでいるのもお薦めポイント。

舞台「青の炎」公式サイト

 それにしても『青の炎』がアマプラで観れちゃうの、信じられない気持ちになる。

 

 




 

記録:2021年3月

 1月にnoteに投稿した記事(綾野剛の演技に感じた「本当」への渇望〜なぜわれわれは『MIU404』に熱狂したのか)がTV Bros. note版 「マイベストカルチャー to 2021」の<銀賞 ドラマ部門賞>を受賞しました。

note.com

 かなりの年月なんらかの文章を書き続けていて、そろそろ何かしらの形で身になっていることを実感できないと困るな、という思いで応募したので結果が出て安心した。

 じつは割と自信を持って投稿したのだけれど、改めて読み返してみると全然伝える意思がまるで感じられないのでまだまだ未熟だなと思ったり。

 『MIU404』の最終話ラストシーンが格別に好きで。

 あれは明確に野木亜紀子からのわたしたちへの祈りであり、同時に共に11回の放送を駆け抜けた視聴者へのプレゼントでもあるから。

 同時に、綾野剛星野源が伊吹藍と志摩一未として積み上げてきたものがあってこそのラストであって、ゆえに『MIU404』においての綾野剛の演技について語るなら欠かせないものでもあるので、それまでの10回分の積み上げのない人たちにあのプレゼントをどのように伝えようか……と迷って、結局は曖昧な表現になってしまったなあと反省している。自分の中にある心象風景に捉われすぎずに書けきれるように精進したい。

 裏話としては、わたしにとっては2020年のエンタテイメントは『改竄・熱海殺人事件』「モンテカルロ・イリュージョン」なしには語れないので、これをテーマにしようか迷ったのだけれど、TV Bros.を配信している東京ニュース通信社は『MIU404』公式メモリアルブックを発売している会社なので、「盛り上がりの一助になればな……」と思い『MIU404』をテーマに決めた。なれたでしょうか。

 

いとしの儚-Dearest Hakana-

 0306夜

 鬼が墓場の死体を集めて作り上げた絶世の美女・儚を手に入れた博打打ちの鈴次郎と作られてから100日間経たずに女として抱かれると水になってしまう儚の物語。

 やたらと健気に男(鈴次郎)に尽くす女とぞんざいに扱う男のストーリーは正直今見るとキツいものがあるのだけれど、接触が憚られる時代に「触れたいけど触れられない」物語として世に送り出す手腕は見事。

 顔も体躯も恵まれていて、演技も上手いのに、何故かちょっとひねてて面倒な人間くさいあっくんが大好きなので、好きな荒井敦史が見られた。ザ・スズナリサイズじゃないが。質量が。

STAGE GATE VRシアター『Equal-イコール-』染谷俊之×細貝圭

 天地創造をモチーフに、7日間のテオとニコラのやりとりで魅せる作品。ダブルキャストで、日毎にキャストがテオとニコラを行ったり来たりするのだが、これが効果的で面白い。

 今年に入ってずっと面白い作品の根底には普遍のがあるのだよな……ということを考えていて、様々な作品を観ていることは、創作するにしても、鑑賞するにしてと、今後かなりキーになるのだろうなと思っているし出来るだけ多くを自分の中に取り込むのが今年の自分に課している課題のひとつでもある。

「NAOYA IWAKI Birthday Party 2020」第1部

 やさしい世界…………

すばらしき世界

 『ヤクザと家族 The Family』の副読本として鑑賞したのだが、この2作を繋ぐ北村有起哉という俳優が素晴らしい。

 俳優を追い掛けていると、まれに不思議な縁を感じる事象を目の当たりにすることがあって、「これが楽しくてこういうことをやっていたのだよなあ……」と思える。そして、こういう縁を繋げることができることこそが俳優の力量であり、かつ彼らが持つ神性でもある。『俺の家の話』に“役者の力で亡霊を浮き上がらせると。それが能だと。”という台詞があったが、能に限らず、俳優にはどこか役と肉体との繋がりの深さゆえにいつしか人ならざる力が働く瞬間があると思う。

 『ヤクザと家族 The Family』と『すばらしき世界』は、偶然同時期に放映されているだけのはずなのに、実に配役が絶妙。『すばらしき世界』の世界に井口久俊がいたこと。そして『ヤクザと家族 The Family』の山本賢治が福祉に頼ら(れ)ずヤクザの世界に入ってしまったこと。開かれた入り口にどちらも彼がいたこと。あまりにも出来すぎている。

 「ヤクザと家族」は藤井道人あるいは綾野剛の弱者へ向けるまなざしのあたたかさの話でもあるが、逆に『すばらしき世界』作中に登場した震災以降に夜の仕事に就き子と離れざるを得ない生活を送っている風俗嬢と孤独に抗いヤクザになってしまった三上の交流には弱者ではない者たちへの西川美和監督のまなざしが宿っているように思える。

 「少なくとも掬い上げてやらねばならなかった」と表現できる存在の風俗嬢と三上を並べることで、では、三上のことをどこまで自己責任とジャッジするか、掬い上げるべきと考えられるか?を問い掛けられていたのではないだろうか。

副読本:絶対忘れられない…私が警察から「前科7犯の元暴力団員」を引き取った日のこと(田中 紀子) | 現代ビジネス | 講談社

ヤクザと家族 The Family

 綾野剛、愛される才能があるというよりかは愛してくれと訴える才能がある。

 前回より北村有起哉に注目して観ていたので、中村がかなり当て馬感が強くて、こちらを切なくさせる物語として観てしまった。ラストを書き換えさせるほどのストロングさが愛を勝ち得てしまうからね…………。全力で愛されにきている綾野剛の肉体を持つ山本賢治が勝ってしまうんだよなあ。

映画『同級生』

 プロフェッショナル 仕事の流儀庵野秀明スペシャル」での庵野秀明の言葉「アングルと編集が良ければアニメーションは止めでも大丈夫」を思い出した。が、声優の演技も素晴らしいために成り立っているアニメだった。原作の美しい雰囲気を残す形の仕上がり。

3Bの恋人

 逆ハーものって一昔前のブームで、もう流行らない気がしていたのだが、特殊なマンガ的設定の中で「ふつうの」女性を演じ切ったヒロイン・馬場ふみかは素晴らしかった。いい俳優なので、『DIVE!!』も楽しみにしている。

 そして同じく流行っていないはずの「ツンデレイケメン」の王道を違和感なく突き進んだ桜田通はお見事と言うほかない。

天国と地獄〜サイコな二人〜

 日高と彩子のような関係性を「愛し合っている」以外の言葉で表したい。

俺の家の話

 味方良介出演『ドリームチーム』と『桶狭間織田信長 覇王の誕生〜』の2作と見事に放送時間が被っていたので、後から一気見した。1話から怒涛のうまさで引き込まれた。

 認知症テストでの学習障害の息子とボケかけ老人の対比。後妻業の女と疑われる女への息子の「今笑っただろ。旦那がボケて嬉しいか?」はフレーム外で。儲からない伝統芸能従事者の「寿一っちゃんもやんない!?今紹介すると5000円もらえるんだよね」というデリバリーのバイトの誘い文句。全部凄まじい角度。

 「そんなにアッサリ死ぬヤツがいるかよ!?」って思ったけど、でも、なんかそういうものだよなあという納得感もあり。その最期に美しい花を供えられたのではないだろうか。

 それにしても、クドカンに「見逃してない?伏線!回収して!伏線!」って台詞を出されるとめちゃくちゃ腹が立つ。本当にその通りなので。

桶狭間織田信長 覇王の誕生~

 馬場徹を味方良介が刺す展開はずるすぎるだろう。RUP文脈の大河ドラマかと思った。

 エンディングテーマを担当する宮本浩次が全部かっさらっていったし、そのおかげでなんだか面白いドラマを観た気になってしまい、更にずるかった。

PUIPUIモルカー

 何気に毎週真面目に観ていた。

 第10話「ヒーローになりたい」が大好きで、この回だけ録画を残している。

 この回は望めば誰だって誰かのヒーローにはなれる話だ。この明確なメッセージの力強さはどれだけの人を救うだろう。少なくとも私にとっては希望だった。

『潜熱』1巻

 Kindleで無料だったので読んだが、のっぴきならない事情がない限りはもう2度と読みたくない。

 『ダブル』をこんなに楽しんでいるのは宝田多家良も鴨島友仁も男性であるからであることを突きつけられたようだった。野田彩子が女性を描くことが怖しい。筆者の眼差しから逃れ続けていたい。

 3月5日にKing Gnu『泡』のMVが公開されたが、まだ視聴出来ていないので4月中には……。osrin監督は森山未來の大ファンらしく、かなり気合が入ってそうなので楽しみ。

記録:2021年1月

 今年は観劇数も少なそうなので久しぶりに観劇した作品を全部独立した記事として上げたいなと思ってまとめを作ってなかったんですが、割と忙しくなりそうで難しい気がしてきたので急遽まとめます。極力は書いていきます。

 去年以降映像作品もよく視聴するようになったので、エンタメ作品全般まとめていきたい。

 

熱海殺人事件ラストレジェンド〜旋律のダブルスタンバイ〜

0114/0115/0116昼/0116夜/0117/0120昼/0120夜(バトルロイヤル公演)/0121/0123昼/0123夜/0124/0126(チャレンジ公演)/0127昼/0127夜/0130夜/0131昼/0131夜

 いや……頑張ったな私…………もうやりたくないです。

 感想文も気合入れて書きました。熱海の感想文は格別に好きです。

『熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~』感想 - 感想文としては満点

『熱海殺人事件 ラストレジェンド 〜旋律のダブルスタンバイ〜』スペシャル公演まとめ - 感想文としては満点

舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-

0110/0130昼

 刀ステの感想はいつも迷う。広大すぎるほどに広いこの地図の歩き方を知らないので。

 満を持しての360度回転劇場をこれ以上にないくらい活かした殺陣は見事としか言いようがなく、これの設計に携わった全てのスタッフと走り切った全てのキャストに大きな拍手を送るしか出来ない。千穐楽おめでとうございました。夏の陣も楽しみにしています。

ヤクザと家族 The Family

 1月31日に『ヤクザと家族 The Family』→『熱海殺人事件ラストレジェンド〜旋律のダブルスタンバイ〜』池岡亮介回→『熱海殺人事件ラストレジェンド〜旋律のダブルスタンバイ〜』松村龍之介回の3作回しを決行した。

 2021年誰より大山金太郎だったのは綾野剛だった。

 私にとって映画は冷たくて遠い存在だったのだけれど、はじめてこんなにも愛おしい作品に出会えた。鑑賞後、初めて紀伊國屋ホールで「熱海殺人事件」を観劇したときのような、不思議と澄んだような、凪のような穏やかな心地を感じた。

 この僥倖にめぐりあえたのはやはり彼の愛の力に依るものだと思います。彼は愛を語る勇気をくれます。結局は愛しか、愛でしか……って言いたいじゃんね!

『ダブル』

ダブル - 野田彩子 / 第二十三幕 かもめ | コミプレ|ヒーローズ編集部が運営する無料マンガサイト

 野田彩子は何てことをやってくれたんだ。