2024年7月11日 2公演目
鳥越の喉が死んだ!
若手俳優の「紀伊國屋3日目の声」なんて目じゃないくらいにカッスカスだった。ほぼ出ていない。通路席だったので「さっきまで隣で歌ってたじゃないか」と思ったくらいに出ていなかった。まだモテてねぇかの「ま」から出てなかった。
私は命日公演の熱演を観ているのがまぁいいが、まだ2公演目である。耐えてくれ鳥の喉。
ちなみに終演後謝っていた。
「熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」
— 多和田任益 (@hideyatawada) 2024年7月11日
2公演目、ありがとうございました。
まだ2公演目やのになんかもっとやってる感じ。不思議。
毎度燃えつきる。そんな気持ちで。
次は14日です!是非🔥
エマさん、音くりちゃん、来士も来てくれて嬉しみ。
シュガドP、監督も差にびっくり!そらそうや👮♂️笑 pic.twitter.com/O2d37vBQCX
周囲にこの日が初見の方が多く、鳥越の喉が死ぬと更に破壊力を発揮する木﨑ゆりあの歌声に困惑の声が多くあがっていた。いや鳥越の喉が生きててもすごいのだが。
なんかこう……お芝居がうまく、かわいい声で聞かせる音痴なので、意味深なのである。「歌が捜査」なのが熱海なので、音痴であることすら意味があるように思えてくる歌いっぷり。あれは一つの才能であるし、中屋敷の言うところの「下手であれ」がうまく出ていて私は好きだ。
初日は多和田木﨑に夢中だったのと、命日公演がすごく良かったので、この日は速水にも目を向けた。
すごく良い。芝居もいいが、のびのびとしているのがいい。アドリブでのびのびやっているのを見るとやはり速水はこうでなくちゃと思う。
顔が小さくて脚が長いので実際の身長(174cm)より大きく見える。パーツが大きくハッキリした顔立ちで多和田伝兵衛と並んだ時に全く見劣りしない。それでいて重心を低く持っていく力、まぁようは下半身の筋力もあり、185cmの部長の顔まで蹴りが届くのが素晴らしい。
多和田任益が無印の『熱海殺人事件』で木村伝兵衛を演る時、熊田留吉を演ってくれればいいのにと願った。