ミュージカル『新テニスの王子様』The Second Stage
@KAAT 神奈川芸術劇場
0205昼/0205夜
@Tokyo Dome City Hall
0211昼東京初日/0211夜/0212昼/0212夜/0218夜(平松來馬250公演記念)/0220昼/0220夜(千穐楽)
「テニミュっていいな」。久しぶりにそう思えた公演。The First Stageを観なかったことを後悔。
これはテニミュを観る人全員そうだと思うけど、天衣無縫の照明が大好き。天衣無縫が大好き。
加えて私は3rdシーズンのテニミュが大好きだから、天衣無縫になった遠山金太郎が越前リョーマのことを語った時、見える景色に確かに彼らがいて、その連続性が嬉しかった。そして、きっと平松來馬が王子様を卒業した後、私には彼の金ちゃんを思い出す瞬間がきっと多くあろうと思う。
舞台『機動戦士ガンダム00』破壊による覚醒 Re:(in)novation
@新国立劇場 中劇場
0213昼
ロボット戦闘アニメでありながら人類の対話の物語。佐々木喜英が座組に加わったこともあり、戦闘シーンも見応えがあった。
永田聖一朗は繊細な芝居が上手い役者との印象があった。しかし本作での永田聖一朗の演技は、繊細ながらも壮大な物語に決して飲み込まれない、まるで立ち上る感情が目に見えるような圧倒的なものだった。基本的にはクールであまり感情が表情に出ないティエリアだが、表情筋以外のすべてで最短ブチ抜きで怒りを発露させられる技術によって、ティエリアが持っているもの総てが身体に乗っているように感じられた。
シラノ・ド・ベルジュラック
@東京藝術劇場 Playhouse
0219夜
情報解禁時から何故ゴーチ・ブラザーズが手掛けているのか全くわからなかったが、観劇しても特に理由はわからなかった。
浜中文一には意識してないのにたまに劇場で出会うので面白い。それほど良い作品に出演されているということだと思う。
絶世の美男子と言っていい古川雄大が醜い男シラノを演じることで美も醜も単に異形であるとしている物語と受け取ったのだけれど、何よりも私はキスが暴力であることをきちんとやったところで良い作品だなと思った。シラノにキスしたクリスチャンのシーン!ロクサーヌとは違って「本当に」キスしていたことへの拘りを感じた。喧嘩はちゃんとやるべきだから。
クリスチャンは「キスをすることでシラノと1人の男になれたらどんなにいいか」と考えたんだろうし、ロクサーヌとキスした時/キスをする妄想をした時に「1つになれた」と思ったことがあるのかもしれない。そうだとしたらそのキスはクリスチャンなりの詩だよ!おめでとう!
機界戦隊ゼンカイジャー
増子敦貴演じる追加戦士ツーカイザーことゾックス・ゴールドツイカーが出演してから視聴して最終カイまで辿り着いたのでほぼ完走と言っていいんじゃないか!?初めて戦隊シリーズを完走出来た。
とにかくアッパーなテンションで駆け抜けてくれたおかげでもあるし、その裏にあるメッセージも好きだった。
人間とキカイノイド。それぞれ違う種族が手と手を取り共闘するところからスタートするゼンカイジャー。最初は異種族との共生から始まったが、たとえ人間同士であっても仲違いは起こる。それでも、為すべきことが違ってもお互いを思いやることが出来るし、手に手を取り合える瞬間がある。そういう介人とゾックスとステイシーの在り方が好きだった。
劇場版『呪術廻戦0』4DX
4DXを観るときはツルツルのボトムスは履いてはならないことを学んだ。椅子の上でずるんずるん滑る。