感想文としては満点

演劇と言葉あそび

11月の観劇まとめ

 同人誌を発行する計画を立てているのですが、全く原稿が進みません。助けてください。私のブログが面白い人には面白いものになるはずです。頑張ります。

 最近は『Sorrows』って曲を研究しています。

RENT

@シアタークリエ

1108夜

 平間マークを観ておかねばなと思い観劇したらモーリーンにメロメロになって帰ってきた。

 どんな作品だってそうなればいいと思っているけど、この作品は格別に完走して欲しかったなぁ。

9PROJECT vol.13「熱海殺人事件」– 1973初演版 –

@theater新宿スターフィールド

1111

 初演版の『熱海殺人事件』はシンプルな大山金太郎成長物語だった。

 結局のところ『熱海殺人事件』ってそれぞれが前を向く過程を描く話だし、木村伝兵衛が大山や熊田や水野のために無理して頑張っちゃう話だから、 ただのくたびれたおじさん的で小説版に近い木村伝兵衛の表現や大山役の仲道和樹さんの巧さも相まって、かなりわかりやすい『熱海殺人事件』だった。

 つかこうへいがこれを観てつまらんと思ったというのは、なんとなくわかる感じがする。どこまで初演版と同じように作られているのかは定かではないが。

Oh My Dinner

@品川ステラボール

1114

 テニミュを始め「登竜門」的な立ち位置の制作としてあらゆる若手俳優を発掘してきたネルケプランニングが、発掘した俳優をショー的な興行でも活躍出来るよう育成、魅力を引き出す目的で製作した意欲作……だと勝手に受け取った。

 恐らく全キャスト当て書きのキャラクターはどれも彼らの魅力を引き出すもので素晴らしかったが、中でも田中涼星と雷太が演じたゲイカップルがキュートで魅力的で最高だった。気弱だけど愛に溢れたイーサン(田中涼星)とパワフルでワガママだけど優しさに満ちていて美しいオリビア(雷太)、役と俳優の魅力の相乗効果が止まらずステラボールの天井を突き抜けるほどの勢いだった。二人の脚の長さも。この公演、かなりシアタークリエで観たかったが、田中と雷太の手脚の長さがどうにもステラボールサイズ。

 美しき若手ダンサープリンスに骨抜きにされてストーカー紛いのファンをやりながら「我こそが彼の輝きを最も引き出せる」とエージェント契約を結んで金を稼ごうとする過程でマシューの輝きを見出しマシューにもモーションをかけるジョシュア、三浦宏樹と増子敦貴にメロメロなネルケプランニングの擬人化だった。

『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』大ヒット御礼舞台挨拶

@ユナイテッド・シネマ豊洲

1122

 『MIU404』のおたくとして潔く釣られておくべきかなと……。舞台俳優のオタクだからチケット取れちゃうんだよね……。

 岡田健史、興味深い。綾野剛はもう好きに生きてくれ。

『恋ドラ落語 TBSドラマキュンキュンフェス』

@IHIステージアラウンド東京

1129

 この世で一番意味不明な現場。「それではステージ、回転!」と予告してからステアラを回すんじゃない……!