感想文としては満点

演劇と言葉あそび

【散文】綾野剛の出演作を可能な限り視聴する

 動画を観る才能があまりないため感想を書く等のモチベーションを持って挑まないとサブスクを持て余してしまいそうなので付き合ってください。ネタバレ配慮はしない。

 

そこのみにて光輝く

まじめなおたくなので菅田将暉オールナイトニッポン綾野剛ゲスト回を聴く前に観たが、あまり意味はなかった。綾野剛は実は純愛ラブコメがやりたいらしい。

パンツを脱ぐのに手間取る綾野剛の芝居が光っていた。

ピース オブ ケイク

パンツを脱ぐカットがある作品が続いたため「綾野剛に濡れ場をやらせたい人が沢山いるのは理解出来るが、パンツを脱いでいる最中の綾野剛を見たい人もこの世には沢山いるのだな」と思った。フェチシズムを感じる。

中盤あたりでこんなにもえっちなのに純愛ラブコメがやりたい綾野剛にもはや腹が立ってきた。

逃げるヒロインに追いつかないように走る綾野剛の芝居が光る。

広義の腰紐シーンあり。海が見たい。

観ながら飲む酒がうまかった。

コウノドリ(2015)

四宮先生もとい星野源が嫌なヤツであればあるほど私の中の何かがどうしても燃え上がってしまうので、どちらかというと星野源を楽しむドラマとして楽しんでしまった。

第3話で開腹手術中にイチャつき(概念)だすのでちょっとキレた。

シャニダールの花

これはGYAO!で無料だったのを観た。

音楽と画面作りがかなり独特。

ファンタジー作品のため白衣の綾野剛が世界から浮いてなくて良い。ビジュアルがちゅるんとしていて可愛い。

もしかしてなんだけど、映画業界には綾野剛を脱がさないと罰せられる法律が…ある…?

ドクター・デスの遺産 ーBLACK FILEー

紛れもないゴーカワ映画。たとえ監督が猛烈に木村佳乃にモエていたとしてもこれはゴーカワ映画。(“ゴーカワ”とは、綾野剛が猛烈に可愛い現象のこと。勝手にそういうことにした。私の辞書にはゴーカワの文字がある。)

ものすごく美味しそうな焼き鳥屋で酔ってくだをまく高千穂(北川景子)にタジタジになる犬養(綾野剛)や、乱れた生活が窺い知れる大量のカップラーメンの空き容器やゴミ袋の山が積まれた薄暗い部屋で冷たそうな唐揚げ弁当を無造作にかきこむ犬養(真横に見える大きなテディベアとの対比がまたたまらない)といったぶつ切りの萌え映像が無意味に差し込まれていた。床に頭を打ちつける綾野剛の熱演が最早いじらしく思える。可愛いぞ、綾野剛…!

初めて出会えた綾野剛を脱がさなかった映画。むしろこの作品こそ脱がせろよ…!なんでだよ…!

安楽死について考えるきっかけに」的な触れ込みで宣伝されていた割にはすべてを暴力で解決していたが、剣はペンより強いので……良いのではないでしょうか……?少なくとも圧倒的腕力を誇る綾野剛の映画としては正しい気がしてくる。そう思わせる綾野剛の勝ち。

ホムンクルス

う〜〜ん、ゴーカワ映画。悪くもないが良くもない。無理に観ることはない。

「知りたい」という感情は、オタクとして生きている中で日常的に暴力的な感情だと感じているので、それが映画として目に見える形で表現されても「その通りだよな」以上の感想がないというか。同じく「好き」だとか同種の暴力的な感情と挿げ替わってしまってもおかしくないよなとも感じる。

それにしても誰も慈愛の男 綾野剛に抗えないのか?綾野剛は愛を欲しがるあまりに与えるところがある気がしているので、その点でシンクロを感じた。2度目のトレパネーションのシーンは従来の「綾野剛」だな……と感じた。
オープニングはこの曲を返されたらこう始めるしかないよな、と思うのだがどうにもアニメっぽい。漫画原作の実写化だからそれで良いのかもしれないが。

ermhoiと江﨑文武の劇伴はかなり良かったし、映像も悪くないのに、どこかチグハグな印象があった。どちらも譲っていないというか。

そして綾野剛はやっぱり脱ぐ。