感想文としては満点

えんげきとことばあそび

本日の現場

『熱海殺人事件 ラストレジェンド 〜旋律のダブルスタンバイ〜』スペシャル公演まとめ

流石に味方良介の木村伝兵衛は見納めだろうということで全通を決め、こっそりと全22公演中17公演(味方回全通とスペシャル公演と可能な限り荒井回にも入った)観劇した。せっかくなので公式のスペシャル公演とその他事件回をまとめます。インターネットに書…

『熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~』感想

『熱海殺人事件』が、少し早い春を連れて今年もやって来た。 2021年の「熱海」は『熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~』として、2月から始まる耐震補強のために改装工事に入る紀伊國屋ホールの改装前最終公演として上演された。 今回…

10月の観劇まとめ

なんと6月以来の更新。7月に朗読劇の蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』があったものの半年以上経ってやっと劇場解禁出来た感覚。単発で書くほど量がない7月8月分も一緒にまとめます。 7月分 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』 @紀伊國屋ホール 0710/071…

ミューズのワンピースに見る彼女の高潔さ

2020年10月18日 「ガラスの部屋のミューズ」 「あ、うまい。」と、テルホが言い訳じみた弁解をしはじめたときに思った。 幼さの残る輪郭、大きめの瞳、形がよく控えめな唇に、薄い体躯。まるで男性アイドルのような永田聖一朗の芝居はなぜだかどうにも小劇場…

ひとりしばい Vol.4「いまさらキスシーン」

玉置玲央はすごい。この作品を語る上でこのバケモノの存在をないものとすることは不可能で、これをネガティブに捉えているのではなく新しい「ひよりちゃん」をどう捉えるかというのが重要なのだと感じた。 冒頭、代名詞と言える台詞から一転ポップなラップ。…

THE MIX UP Vol.2「売春捜査官〜ギャランドゥ」

“いま、義理と人情は女がやっております!”で締められる「売春捜査官」は基となった「熱海殺人事件」にも登場する木村伝兵衛、その部下、二人の元に転任してきた熊田、そして犯人大山金太郎の基本の四名に加えて愛国心を持つ事を許されなかった朝鮮人の五人…

ダメな若手俳優のオタクでいいので

独占インタビュー 〜運命のドロップキック〜Vol.39に行きました。内容は他言無用なので抽象的な話しか出来ないため、イベントを踏まえた自分の考えを書き残しておきます。「こういう」ブログを書くことは自分の意に反するのですが、それでも書きたいので書き…

【本日の現場】春のつかこうへい復活祭Vol.1 「熱海殺人事件 LAST GENERATION46」

週に1度は紀伊國屋ホールに通い「熱海殺人事件 LAST GENERATION46」を観劇した3週間は、大阪でチャレンジ公演を観たその日に夜行バスに乗り込み関東方面へ越してきて生活に慣れるまでの3週間でもあった。その間に「東京に慣れる」あるいは「東京に染まる」と…

【本日の現場】春のつかこうへい復活祭Vol.2「銀幕の果てに」

2019年4月27日昼公演 春のつかこうへい復活祭Vol.2「銀幕の果てに」@紀伊國屋ホール 1994年に発表されたつかこうへいの長編小説「銀幕の果てに」を戯曲化。物語は秩父山中にある大東映画撮影所を舞台に「野火止玲子」を中心に据え、時間、場所、次元、真偽さ…

【本日の現場】熱海殺人事件 LAST GENERATION 46 チャレンジ公演

春だー!熱海だー!味方だーーー!!! pic.twitter.com/BfMciIN039— かちん (@loveholiday128) 2019年3月30日 やってきました熱海の季節!遅いよバカ!待ちくたびれたよ! やはり日本の春にはね、熱海ですよ。これをやってから桜のつぼみが綻び始めるという…

2018年総決算 〜前編〜

2018年の目標がすべての観劇記録をつけることだったのですが、どうやら難しいらしいということに気付き始めてきたので書きかけてる分以外の感想はこちらにまとめて所感を書こうと思います。 舞台が少し合わなかったり、その時期にバタバタしてるとなかなか全…

原石はどんな夢を見るか

2018年9月17日 メタルマクベス disc2 @IHIステージアラウンド東京 いかにIHIステージアラウンド東京の座席で回ることが楽しいかだとか、いかに「メタルマクベス」が面白いかだとかを書こうと2ヶ月ほど考えていたのだけれど、結局わたしは原嘉孝くんが素晴ら…

絵画じみた地図を描く手を引き寄せて

2018年6月18日 舞台『刀剣乱舞』結いの目の不如帰 @京都劇場/ライブビューイング 私はDVDを含めても舞台『刀剣乱舞』シリーズは「暁の独眼竜」、TRUMPシリーズはDVDで「LILIUM」と「グランギニョル」「マリーゴールド」しか観ていないのだが、一部しか観て…

うつくしさのなかにある哀しさの気づき

2018年8月25日夜公演 舞台「野球」飛行機雲のホームラン@シアタードラマシティ 現在、過去、未来。時間も場所も回想として「とある試合」の合間に折り込まれ、始めのうちは時系列が読めないまま、物語は進んでいく。それを眺めていると、この試合の持つ切実…

エンターテイメントに絶望を感じたくないな

「八王子ゾンビーズ」を観劇した。なんて不愉快な舞台なのだろうと思った。この平成も最後になろうという年に生まれていい新作演劇ではなかった。 ストーリーのつまらなさも、客席で響くタンバリンの音も、スタッフが客席でタンバリンを売り歩いている様も、…

【本日の現場】Coloring Musical「Indigo Tomato」

私にとって青は特別な色だ。未来とか、希望だとかは青い色をしていると思う。好きな色で、好きな人の色。五関くんの色、青学の色、そしてマーキューシオ様の色!そんな色をまた平間くんが纏って、ワクワクした顔をしていて、それを見られてとっても幸せな気…

【本日の現場】“テニミュ”の心象風景としての「Dream Live 2018」

正直、Dream Liveの存在に対して少し懐疑的なスタンスを取っていた。コンサートを観たいならアイドルのコンサートを観ればいいと思っていた。役者が、「テニミュ」が、ライブをする意味とは?幕が上がるまでずっと考えていた。普段舞台を多く観ている人が集…

【本日の現場】ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング

2018年5月16日 @HEP HALL 記憶と記録に関する物語。記憶は不確かで、眠れない夜のように、あるいは起きられない朝のようにただそこらを揺蕩う。例えば今が朝の4時だとして、あるひとつの視点から見れば“今”は「眠れない夜」の一瞬であり、また別の視点から見…

【本日の現場】Take Me Out 2018

2018年4月12日夜公演 @DDD AOYAMA CROSS THEATER 目の前で10人程度の男がズボンや靴下やシャツを脱いだり、着たりを繰り返す。その合間に織り込まれる個々の信心、それに伴って思い描かれた偶像、あるいは差別(差別というものはつまりは人としてこうあるべ…

【本日の現場】熱海殺人事件 CROSS OVER45

2018年3月3日昼公演 @紀伊国屋ホール 春だー!熱海だー!味方だーーー!!!! というわけで観てきました、「熱海殺人事件 CROSS OVER45」。すっごく楽しみにしてた。戸塚祥太が大山金太郎、主演・演出は少年隊の錦織一清というイレギュラーなタイプの「熱海…

【本日の現場】舞台「文豪とストレイドッグス」

2018年1月12日 昼公演 @森ノ宮ピロティホール ただただ多和田くんが観たくてチケットを取った。チケット外れたらまぁ行かなくてもいいや〜、くらいの心算で最速先行申し込んだら意外とサクッと当たったので驚いたけど、よく考えたら冬休みでもなんでもない平…

【本日の現場】ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン 青学VS比嘉

2017年12月21日〜2018年2月18日 計16公演 @TDCホール,メルパルク大阪 終わった。終わってしまった。最後の公演は本当にあっという間で、2時間15分、体感時間は30分くらい。本当に。気付いたら立海日替わりだったし、気付いたらリユニオンが始まってた感覚。…