四天宝寺公演のことしか考えたくないので、大好きで大好きで大好きなミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学VS四天宝寺公演の四天宝寺のみんなの話をします!
白石蔵ノ介役 増子敦貴くん
この公演で一番観ていた人。元々紀伊国屋ホールで観たことがある人だから期待もありつつ、部長で大丈夫かなあという気持ちもありつつ、でもやっぱり一番楽しみにしてた人でした。変化に富んだ彼のお芝居は観ていて最後まで飽きることはありませんでした。最高の白石蔵ノ介くんをみせてくれてありがとう。
小石川健二郎役 安東秀太郎くん
公演序盤では、折角彼にも役が与えられたのだから何か活躍出来る場面を与えてあげるべきではと他人事ながら勝手に心配に思っていましたが、段々とベンチでの動きが多彩になり、色々な人と絡むようにもなり、安心して観られるようになりました。やっぱりどこか精神的支柱であったし、いてくれてよかったと思います。素敵な副部長でした。
千歳千里役 江本光輝くん
グングンと演技が上手くなっていく様子に胸がすくような気持ちですらありました。元々悪いとは思っていなかったけれど、大阪公演後半から随分と「千歳千里」が板についてきたように感じられました。二翼対決は確実に四天宝寺公演に深みを与えていたし、「百錬自得の極みVS才気煥発の極み」は実はこの公演で一番好きな曲でした。堂々とした姿、とってもかっこよかったです。
金色小春役 森田力斗くん
とにかくダンスが上手く、身体能力も高い。トルネードスネークを受けてあんなに跳んでるとは思わず初めてそれを目にした時は驚きました。肝っ玉も据わっていて多少のことでは動じずアドリブで切り返す様はアッパレの一言でした。四天宝寺のお笑い番長、ここにあり。
一氏ユウジ役 谷津翼くん
ダンスが自慢とのことでしたが、歌もとっても上手い。校歌の歌声に重量感があるのが好きでした。ベンチでは小春ちゃんと二人で金ちゃんのお守りをしていた姿が印象的です。谷津くんの演じる可愛いユウジ、大好きです。
忍足謙也役 千田京平くん
おかえりなさい。
やっぱりわたしの青春は2012年の夏にあって、それでも二度目の青春を連れてきてくれたのがテニミュで。その上に2012年の苦い記憶をアップデートまでしてくれたテニミュは大げさかもしれないけどやはりわたしの救済であるなあと、結構本気で思っています。まあ、これは彼には関係のないことですが。
最初はテニミュの舞台に彼が立っていることが不思議でならず「千田京平」として見ていてしまった節がありましたが、彼の忍足謙也として誠実であろうとする姿や演技を見てすぐにそのフィルターは取っ払われました。初の演技のお仕事、だと、思うのですが、粗削りではあるものの序盤から一貫して要点で最適解の表情が出来ていたように思えたので演技の才能があるのだと感じています。目が大きいのも舞台役者としては大きな強みだと思うので、これからも活躍してもらいたいなあと思っています。まずは仮面ライダー斬月ですね。いてまえ!
ちだきょうへいくんおかえりなさ〜〜い!
— かちん (@loveholiday128) 2019年2月15日
そしてわたしもただいまTDC!!! pic.twitter.com/mekYIGQfIq
石田銀役 森一平くん
試合での落ち着いた佇まいと確かな力強さが魅力的な銀さんでした。そして校歌の動きがとにかく可愛い。大阪公演での凱旋挨拶や節分の年男挨拶で喋らせればすごく弾けているけれど練られたトークが面白いし、色々な面が見ることが出来たように思いました。トークパーティでも期待してます。
財前光役 廣野凌大くん
多くのファンを魅了した感情豊かな財前くんでしたね。わたしも勿論好きでした。クールと思われがちなキャラクターを、しかし表現者として観客に伝わるように表現することは難しいことだったと思います。「ないこと」が「ある」と見せるわけだから(これはある俳優の表現を引用しました)。それでもやり遂げたから多くの人を虜にしたのだと思います。
客席降りでも財前光の姿勢は崩さず、でも隈なくハイタッチしてくれていました。一度、ハイタッチする振りをしてから手を避けて悪戯っ子みたいな顔をして笑っていた彼を見かけました。その後に優しい顔できちんとハイタッチをし直してあげていたことを含め、印象に残っています。
四天宝寺公演の解釈に確実に新たな視点を与え、日替わりパートでも大きく貢献してくれていたこの公演の功労者だと思います。
遠山金太郎役 平松來馬くん
誰よりも彼が彼で良かった。そのように思います。楽しそうにテニスをする姿を見るたびに心が躍ったし、元気をもらえたし、笑顔になれた。光で太陽でテニスです。
四天宝寺は公演を重ねる毎にパワーアップしていくキャストが多かった印象ですが、來馬くんはずっとずっと変わらずにそこにいてくれました。それは決して悪い意味ではなく、最初から最後まで変わらずブレずに「遠山金太郎」だったという意味です。金ちゃんは四天宝寺の象徴的な存在だから、ブレずにいてくれて本当に良かった。
そんな來馬くんの金ちゃんだったから、最後の「行くで四天宝寺!」にいつも以上の熱が籠っていたことに余計に胸が熱くなりました。
渡邊オサム役 碕理人さん
オサムちゃんがいてくれたからすっごく楽しかった!そう思います。日替わり、いつもいつも楽しかったな。
渡邊オサムとして四天宝寺を支えるという決断をしてくれたことに感謝。
凱旋から追加された「どこから登場するんや!?」の後の長めのフリと「スマイル・アンド・ティアズ」を踊る姿、客席に不器用にハートを作る姿が好きでした。