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正しい偶像理論

見とめたもの全て記録したい

君こそがアイドル

4月3日 モーニング娘。’16 コンサートツアー春 EMOTION IN MOTION〜 @フェスティバルホール
 彼女達のパフォーマンスを観ていると常に何かに挑戦し続ける人達のことを“アイドル”と呼ぶのかもしれないなと、ひとつの答えが導き出せた気がした。モーニング娘。ハロー!プロジェクトの世界の中で良くも悪くも“主人公”であるという印象がある。ハロプロのリーダーはほかにいるけれど、センターに位置していることが多いし、その世界のある意味での基準であるけれど、ただ彼女たちはそこに留まることはなく常に成長、変化せんとしていた。その姿はまるで細胞か、ひとつの生命体を連想させたし、ステージの上に“モーニング娘。”の生命力を感じた。
 エースと呼ばれた鞘師里保卒業後、12人での初のコンサートツアーだったが、フェスティバルホールには微かに鞘師里保の息吹を感じたし、更に言えば道重さゆみのそれをも感じた。きっともっと前に卒業したメンバーもそれに同じなのだろうと思う。今までモーニング娘。だったすべての女性の何かがどこかに息づいて、今日もモーニング娘。は生きている。
 中でも目を見張る実力を感じたのは小田さくらの歌声で、ドスを利かせようとも、常に水分量を保った独特のその声は、こちらをゾクっとさせた。また、野中美希の才能と成長を感じられたことも嬉しかった。
 アンコール最後の曲「愛あらばIT’S ALL RIGHT」。大きな大きなかのんコール、歌詞、会場の雰囲気全部に感動して、そのすべてに内包される愛を感じずにはいられなかった。かつて歌と共につんく♂氏がモーニング娘。へ贈った愛、モーニング娘。から客席へ贈られる愛、客席からメンバーへ贈られる愛、そのすべてがどれも美しく、涙が溢れそうになった。